2021年2月21日のこと【ドラめくりカレンダー52日目】

はじめのあいさつ

今日は久々に、いやいや本当に久しぶりに「音ゲー」というものしました。
僕はjubeatが出たときに「最近の音ゲーは凄いな」と思った世代で、音ゲーに関する知識はそのあたりで止まっていたんです。

そんな僕がなぜ、音ゲーをプレイしたかというとこれです

そう、「WACCA」という音ゲーで僕が青春に多大な時間を費やして愛したgroup_inouの『THERAPY』が遊べるようになったのです。

実際に遊べるようになった話は知ってたのですが、音ゲー自体そんなに知らないし近くに筐体がなかったので遊べてなかったのです。
今日、映画を観に行った商業施設にあるゲーセンにたまたま筐体があって、彼女の熱烈な「プレイしてるところが観たい!」という声に絆されて遊ぶ運びとなりました。

音ゲー」って何となく新参者お断りな雰囲気が漂ってて苦手意識があったのですが、チュートリアルもしっかりしてたし、難易度設定も絶妙ですごく楽しかったです。

ってか、今の音ゲーってこんなに進化してるんすね…

最初、『THERAPY』が見つけられなくて(「さ行」の楽曲かと思ったらまさかの頭文字が「T」のカテゴライズだった)サカナクションの『新宝島』をプレイしたんですが、なんとなくPVの「振り」とノートがシンクロしててプレイしてて面白かったですね。

2曲目で『THERAPY』見つけてプレイしたんですが、難易度が少し高くてあまりスコア出せなかったのが悔しくて(イノウガチコピー勢としても悔しかった)3曲目もプレイしました。
2回目のプレイは結構リズム感とか、ゲームのルールも分かってきて楽しく遊べましたね。

いや、この「WACCA」っていう音ゲー、難易度設定も絶妙だし、ミスして1曲しか遊べないみたいなこともないんですごく優しいゲームだなと思いました。

映画100本ノック
2021年の9作品目『あの頃。』

今日は、先日公開された劒樹人さん原作の『あの頃。』を観てきました。
以下、公式サイトからあらすじの引用です!

バイトに明け暮れ、好きで始めたはずのバンド活動もままならず、楽しいことなどなにひとつなく、うだつの上がらない日々を送っていた劔(つるぎ)。そんな様子を心配した友人・佐伯から「これ見て元気出しや」とDVDを渡される。何気なく再生すると、そこに映し出されたのは「♡桃色片想い♡」を歌って踊るアイドル・松浦亜弥の姿だった。思わず画面に釘付けになり、テレビのボリュームを上げる劔。弾けるような笑顔、くるくると変わる表情や可愛らしいダンス…圧倒的なアイドルとしての輝きに、自然と涙が溢れてくる。
すぐさま家を飛び出し向かったCDショップで、ハロー!プロジェクトに彩られたコーナーを劔が物色していると、店員のナカウチが声を掛けてきた。ナカウチに手渡されたイベント告知のチラシが、劔の人生を大きく変えていく――。

ライブホール「白鯨」で行われているイベントに参加した劔。そこでハロプロの魅力やそれぞれの推しメンを語っていたのは、プライドが高くてひねくれ者のコズミン、石川梨華推しでリーダー格のロビ、痛車や自分でヲタグッズを制作する西野、ハロプロ全般を推しているイトウ、そして、CDショップ店員で劔に声を掛けてくれたナカウチら個性豊かな「ハロプロあべの支部」の面々たち。劔がイベントチラシのお礼をナカウチに伝えていると、「お兄さん、あやや推しちゃう?」とロビが声を掛けてくる。その場の流れでイベントの打ち上げに参加することになった劔は、ハロプロを愛してやまない彼らとの親睦を深め、仲間に加わることに――。
夜な夜なイトウの部屋に集まっては、ライブDVDを鑑賞したり、自分たちの推しについて語り合ったり、ハロプロの啓蒙活動という名目で大学の学園祭に参加するなど、ハロプロに全てを捧げていく。西野の知り合いで、藤本美貴推しのアールも加わり、劔たちはノリで“恋愛研究会。”というバンドを組む。「白鯨」でのトークイベントで、全員お揃いのキャップとT シャツ姿でモーニング娘。の「恋ING」を大熱唱。彼らは遅れてきた青春の日々を謳歌していた。
ハロプロ愛に溢れたメンバーとのくだらなくも愛おしい時間がずっと続くと思っていたが、それぞれの人生の中で少しずつハロプロとおなじくらい大切なものを見つけていく。そして、別々の人生を歩みはじめ、次第に離ればなれに――。

以下、ネタバレありなので注意!





山﨑夢羽にMVPをあげたい!!

主人公の人生を変えた松浦亜弥というアイドルに初めて邂逅する握手会のシーンで、松浦亜弥を演じるというのはかなりチャレンジングなことだと思う。撮り方とか技術でごまかせないこともないじゃないですか?たぶん。

ただそこで、松浦亜弥役として現役のアイドル山崎夢羽をキャスティングすることは大いに意味があることだと思うし、実際にそれは正解だったと思う。

劒樹人が握手会場の階段を登って、視界に松浦亜弥が見える瞬間、僕は驚きを隠せなかった。
そこには本当に松浦亜弥がいたのだ。
いや、山崎夢羽であることを一瞬認識できないほど、そこには「あの頃」の松浦亜弥が降りてきていたのだ。

劇中での主人公が初めて会う「松浦亜弥」と、観客が初めて会う「松浦亜弥としての山崎夢羽」がシンクロして、あのシーンは印象深かったですね。

あとは、主人公が上京して働くことになったライブハウスでのMONO NO AWAREの『東京』のライブアクトも良いエッセンスになってましたね。
たまたま、コロナ禍になる前の去年最後に観たライブがMONO NO AWAREで昨日それを思い出しながら、曲を聴いていたのでびっくりしました。

奇しくも、新型コロナウイルスの騒動で「ライブを観に行く」という行為から距離を置かざるを得ない状況にあるいま、現場に行って好きなバンドやアイドルを観て、その後の感想戦を楽しんでたことがいかに貴重なことだったかを身に染みて感じましたね。

早くあの日常が戻ってきてほしいです。
そして、僕らの「あの頃」を十何年かしてから語りたいですね。

今日のドラめくり

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今日は、以上。