2021年2月15日のこと【ドラめくりカレンダー46日目】

はじめのあいさつ

数か月に一度思っては、いつもできないことがあります。
それは「走らない男」になることです。

なんだそりゃ?と思うかもしれませんが、要は常に焦らず、余裕を持ちたいのです。何かの締め切りに間に合わない!とか電車に乗り遅れる!とか、そういう類のモノを生活から無くしたいのです。
焦って急いで走ったりするのは疲れるし、大人としてあんまりカッコいいもんじゃないと思うんです。個人的にね。

そうやって余裕もって生活しようと思うんだけど、いつも3日くらい経った頃には忘れて、やべ~電車乗り遅れる~てなっちゃうんですよね。

大人の男への道はまだまだ長そうです。

映画100本ノック
2021年の8作品目『私は金正男[キム・ジョンナム]を殺してない』

今日は、2020年日本公開のドキュメンタリー映画『私は金正男[キム・ジョンナム]を殺してない』を観てきました。
事件が起きたときは、かなりセンセーショナルな報道が繰り広げていた記憶がありますが、その後のことについては良く知りませんでした。

内容は以下の通りです。

衝撃的な事件は2017年2月13日、マレーシアで起こった。北朝鮮の最高指導者、金正恩キム・ジョンウン)の異母兄である金正男キム・ジョンナム)が、大勢の利用者でごった返すクアラルンプール国際空港の出発ロビーで殺害されたのだ。さらに世界中を驚かせたのは、マレーシアの警察に逮捕された容疑者が“暗殺者”のイメージからはあまりにもかけ離れた若きふたりの女性だったことだ。インドネシア人のシティ・アイシャと、ベトナム人のドアン・ティ・フォン。現場のあちこちに設置された監視カメラには、搭乗手続きをしようとしていた金正男に彼女たちがじゃれつくように襲いかかる様子や、金正男が警官らに助けを求め、ふらつく足取りで空港内のクリニックに向かう姿が生々しく捉えられていた。そして金正男はまもなく死亡。猛毒の神経剤VXを顔に塗りたくられたことが原因だった…。

『わたしは金正男を殺してない』はこの何もかもが奇妙かつ大胆で、謎のベールに覆われた世紀の暗殺事件の真相に迫ったドキュメンタリーだ。はたして容疑者のシティとドアンはプロの殺し屋なのか。彼女たちと、その背後で暗躍していた北朝鮮工作員たちとの関係はいかなるものなのか。アメリカで最も有名なセックス・セラピストの波瀾万丈の人生を描いた『おしえて!ドクター・ルース』(2019)、聖職者による性犯罪の闇に切り込んだNetflixオリジナル・シリーズ「キーパーズ」(2017)で絶賛された気鋭のドキュメンタリー作家、ライアン・ホワイトが、クアラルンプール、インドネシアベトナムで粘り強い取材を敢行した本作は、まさに想像を絶するミステリーの真実を観る者に提示していく。 *1

この事件が、今の世の中の様々な歪な部分を孕んでいることに驚かされました。
都会に出てきた若い女性に対する搾取や、国家間の力関係、北朝鮮という国の異質さ。

今は、新型コロナの影響であまり感じられないけど、国際化・グローバリズムの中で、誰しもがこのような危険に巻き込まれてもおかしくないと思いました。

この事件がどのような顛末をたどったか、是非知ってほしいです。

今日のドラめくり

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今日は、以上。