2021年1月17日のこと【ドラめくりカレンダー17日目】
はじめのあいさつ
ブログの毎日投稿を始めて2週間以上経ちました。
文章を書くこと自体、昔から苦手意識があったのでまだまだ納得いくような文章が書けていないのですが、日々少しずつ成長していければなと思っています。
しかし、毎日アウトプットするのってとても大変ですね。
文章でこんだけ大変だから、それを動画でやってるYouTuberの方々は本当に尊敬しますね。
社会人でYouTuberとかの人は寝る時間とかどうしてんだろうと思いますよ。
アウトプットするには当然インプットすることも必要で、僕も意識して生活するようになってきましたが、まだまだ足りない感覚ですね。
映画とかテレビ番組とかは、観ることのできる媒体や時間帯がある程度固定されてしまうので、そこをどうやって接種していくかが今後の課題になりそうです。
来週から月末あたりまで仕事もちょい忙しめなので、1月後半は気合い入れて欠かさずブログ更新しないとな。
それと、昨日のひみつ道具は「タイムベルト」だったらしいです。(へぇ~)
映画100本ノック
2021年の3作品目『破壊の日』
今日は2020年公開の映画『破壊の日』を観に行きました。
GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーさんが出演していると聞いて気になって観に行きました。
あらすじは以下。
7年前、田舎町の炭鉱の奥深くで見つかった怪物。その怪物は何なのかは不明のまま不穏な気配を残して時が過ぎる。
7年後、村では疫病の噂が広がり、疑心暗鬼の中、心を病む者が増えていく。そんな中、修験道者の若者、賢一は生きたままミイラになりこの世を救うという究極の修行、即神仏になろうと行方不明になる、、、、、。
そして、「物の怪に取り憑かれた世界を祓う」と賢一は目を覚ます。
以下ネタバレありなので、観る予定の人は注意してね!
豊田利晃監督が2020年開催予定だった東京オリンピックを控えた社会に向け、「利権と強欲という物の怪に取り憑かれた社会をお祓いしてやろう」と企画*1された本作は、新型コロナウイルスの影響で一時期撮影が中断されるも、緊急事態宣言解除後に撮影再開し、当初の公開予定日の7月24日に封切られたとのことです。
上映時間が56分というのは、映画にしては短い部類に入りますが、やはり撮影中断の影響もあるのでしょうか?話の構成とかももしかしたら、その影響があるのかもしれないですね。
マヒトゥ・ザ・ピーポーの演技になんか既視感があると思ったら、POISON GIRL BANDの阿部さんでした。声色(ハイミッド強めな感じ)とか喋り方とか似てました。
全編通して独特なテンポ感と空気感が漂っていて、発狂する田舎の人々の描写がやけに気持ち悪かったですね。(コリアンタウン殺人事件を観たときの感じに近かった気がする)
後から調べて知ったんですが、豊田監督はASIAN KUNG-FU GENERATIONの「君という花」のMVを撮った方でした。
言われてみると確かに、独特な雰囲気がしっくりくる感じがしました。
マヒトゥ・ザ・ピーポー演じる賢一の疫病で妹を亡くしてから人が変わってしまい、即身仏になるために祈りをささげるのですが、妹の幻影に「祈っても何も変わらない」と現実を突きつけられます。
これは、新型コロナウイルスの影響にさらされている今の世の中も同じで、テレビや新聞は念仏のように「今日の陽性者は何人」「新しい生活様式を」「ワクチンの開発が急がれる」ずっと繰り返しています。
それで、何か解決するのだろうか。
東京オリンピックにしても新型コロナウイルスの対応にしても、個はないがしろにされ全が優先される世の中です。
もう、こんなこと辞めにしないか
見えないものに怯えて萎縮するのは間違っている
お前にも何かできることがあるはずだ
そんなメッセージがこの作品には込められている気がしました。
賢一の最後の「変われ」は、僕らに向けられたエールなのか、世の中に向けられた怒りなのか。
ぜひ、自分の目で確かめてください。
今日のドラめくり
今日は、以上。